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遺品整理で見つかった楽器はどうする?形見・買取の判断と査定前の準備

遺品整理で出てきたギターや三味線、電子ピアノ。形見として残すか、買取に出すかで迷ったときに確認したいことと査定前の準備を、遺品整理と買取をまとめてお引き受けするあなたの街のグループがご案内します。

楽器は、故人が演奏していた姿や音の記憶と結びつきやすく、ほかの家財よりも手放す判断がつきにくい品です。一方で、弾く人がいないまま押し入れや物置にしまっておくと、湿気やほこりで少しずつ傷んでいきます。気持ちの整理と、楽器の状態の両方を見ながら進めるのが、後悔しないためのコツです。

手放す前に家族で確認したい3つのこと

形見として引き継ぎたい人がいないか

お孫さんが同じ楽器を習っている、演奏を聴いて育ったご家族が手元に置きたいと考えている、ということは珍しくありません。買取や片付けの日程を決める前に、ご親族に一声かけておくと「あとで欲しかった」というすれ違いを防げます(相続放棄を考えている場合は、お渡しする前に3つめの項目もご確認ください)。分け方の考え方は形見分けのマナーと進め方の記事も参考にしてください。

相続人どうしで売却の合意ができているか

故人の楽器は、ほかの遺品と同じく相続財産のひとつです。価値が分からない段階でも、売却するかどうかは相続人の間で話し合ってから決めるのが安心です。

相続放棄を考えている場合は、売却や処分を急がない

民法第921条では、相続人が相続財産の全部または一部を処分したときは、相続を単純承認したものとみなすと定められています(保存行為などは除かれます)。相続放棄をする場合は、原則として、自己のために相続の開始があったことを知った時から3か月以内に、家庭裁判所へ申述する必要があります(民法第915条第1項・第938条。期間内に判断できないときは、家庭裁判所に期間の伸長を申し立てられる場合があります)。形見分けが「処分」に当たるかどうかは、品物の価値や量によって判断が分かれています。また、放棄をしたあとでも、相続財産を隠したり勝手に使ったりすると単純承認とみなされる場合があります(民法第921条第3号)。放棄を検討している場合は、楽器を売ったり処分したり、形見として親族に渡したりする前に、弁護士・司法書士などの専門家へご相談ください。詳しくは相続放棄を考えるなら遺品整理の前にの記事で解説しています。

楽器の種類ごとに見ておきたいポイント

ギター・ベース

メーカー名やモデル名は、ヘッドの部分や、サウンドホールからのぞく本体内部のラベルに記されていることがあります。ハードケースやソフトケース、ストラップなどの付属品は、本体と一緒にまとめておきましょう。弦が錆びていても、張り替えずにそのままで構いません。

管楽器(トランペット・サックス・フルートなど)

ケースに入ったまま長く保管されていることが多い楽器です。マウスピースやストラップ、手入れ用品など、ケースの中の小物も捨てずに残しておきます。へこみや曇りがあっても、分解して洗ったり、自分で直そうとしたりするのは避けてください。

和楽器(箏・三味線・尺八など)

箏は長さがあるため、保管場所から出すときは立てかけ方に気をつけます。三味線の皮の破れや、弦の傷みがあっても、自分で直さずに現状のまま見てもらうのが基本です。なお、三味線の撥(ばち)など、和楽器の一部には象牙が使われていることがあります。環境省の案内では、象牙の製品を業として扱う事業者には「種の保存法」にもとづく登録が必要とされているため、象牙かもしれない品があるときは、査定を頼む前にその旨を伝えておきましょう。

電子ピアノ・キーボード

本体の背面や底面に、型番や製造番号を記したシールが貼られていることが多く、査定ではここが手がかりになります。製造から年数が経っているものは値段がつきにくいこともありますが、電源アダプター、専用の椅子、ペダル、取扱説明書がそろっていれば一緒に出しましょう。大きく重いため、搬出経路(階段・廊下・玄関の幅)も確認しておくと当日がスムーズです。

※アップライトピアノやグランドピアノは重量があり、搬出に専用の準備が必要になるため、この記事では持ち運びできる楽器を中心に取り上げています。

査定の前にやっておきたいこと・やらないほうがよいこと

査定の前にしておくと話が早く進むのは、次のようなことです。

  • ケース・付属品・取扱説明書・保証書・購入時の書類を、本体ごとにまとめる
  • 全体、メーカー名や型番のラベル、目立つ傷の3点を写真に撮っておく
  • 湿気の多い押し入れや物置から出し、風通しのよい部屋に移しておく

反対に、よかれと思ってやりがちなのが、自己流の掃除・磨き・修理・分解です。塗装や金属の表面を傷めてしまうことがあるため、ほこりを軽く払う程度にとどめてください。付属品を別の袋に分けて片付けてしまうと、あとで本体と組み合わせられなくなることもあります。

遺品整理とあわせて査定を頼むと手間が減ります

あなたの街のグループは、古物商許可(兵庫県公安委員会 第631311100072号)を持ち、ギター・管楽器・和楽器・電子ピアノなどの楽器やオーディオ機器も査定しています。査定・お見積りは無料です(出張費はお伺いする地域やご依頼内容により異なる場合があり、お見積りの際にご案内します)。金額にご納得いただけない場合はお断りいただいて構いません。LINEでお写真をお送りいただければ、買取の可否やおおよその目安をお伝えできることもあります。

遺品整理と同時にご依頼いただくと、作業費用から買取金額を差し引いてご精算します。楽器だけを別の業者に頼む必要がなく、日程もまとめてご相談いただけます。状態や年式、需要によっては値段がつきにくい楽器もありますが、お引き受けしたお品物はすべて当社が買い取り、当社の商品としてリサイクル・再生資源化に努めています。

買取の際は、古物営業法にもとづいて売主さまの本人確認をさせていただきます。ご遺族が故人のお品物を売却される場合は、ご依頼主さまの身分証明書をご用意ください。相続放棄をお考えの場合は、専門家へのご相談を済ませてからのご依頼をおすすめしています。遺品整理全体の流れは遺品整理のページでご案内しています。

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