年末の大掃除、高い所は無理しない|脚立の転落を防ぐコツと頼む目安
年末の大掃除では、照明のかさや換気口、カーテンレールの上など、脚立を使う高い所の作業が増えます。兵庫県全域で便利屋のご依頼をお受けしているあなたの街のグループが、脚立での転落を防ぐポイントと、無理をせず人に頼む目安をまとめました。
「毎年自分でやっているから大丈夫」と思っていても、脚立の上では少しの油断が大きなけがにつながることがあります。大掃除の計画を立てる前に、一度確認しておきましょう。
秋から年末は、はしご・脚立の事故が増える時期
製品事故の調査をしている独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は、はしご・脚立の事故について注意を呼びかけています。2020年10月の発表では、はしご・脚立の事故は10月から12月にかけて増え、12月が年間で最も多いとしています。庭木の剪定や果実の収穫、大掃除などの場面で使う機会が多いためと考えられる、という説明です。
同じ発表では、NITEに通知された製品事故情報のうち、2010年度から2019年度の10年間に、はしご・脚立の事故が合計398件あり、重傷事故は154件とされています。原因を見ると、使い方の誤りや不注意によるものが198件(約50%)を占めています。NITEは、適切に取り扱うことで多くの事故を防ぐことができるとしています。
また、2022年9月の発表では、2017年度から2021年度に起きた事故のうち、年代が分かったものの約4割が60歳代以上でした。年齢とともに足腰の筋力が衰え、体のバランスを保つのが難しくなることも指摘されています。ご高齢のご家族が一人で大掃除をされている場合は、特に気にかけておきたいところです。
脚立を使う前に確かめたいこと
NITEの資料で挙げられている注意点のうち、家の中の大掃除で関係が深いものをまとめました。
天板に乗れる脚立かどうかを確認する
脚立には、天板(いちばん上の板)に乗ってよいものと、乗ることが禁じられているものがあります。どちらかは本体の表示と取扱説明書で確かめてください。乗ってよい脚立でも、天板の端に乗ると傾きやすいため、体の中心が天板の真ん中にくるように乗ります。
開き止めをロックし、平らな場所に置く
開き止め具のロックが不十分だと、使っている途中で脚が開いたり閉じたりして転落するおそれがあります。両側がしっかり固定されているかを確認し、傾きのない平らな場所に置きましょう。床を傷つけないように脚に布を巻いたはしごを養生シートの上で使い、滑って転落した事例も紹介されています。脚に布を巻くなどの加工はしないでください。
またがない・乗り出さない・押し引きしない
天板をまたいで作業すると、体のバランスを崩しやすくなります。脚立は昇り降りする面の前後には安定していますが、左右には倒れやすいという特徴があります。届かない所へ体を横に乗り出すのではなく、脚立を一度降りて置き直すのが基本です。家具などがあって脚立を正しい向きに置けない場合は、必ず補助者をつけるよう呼びかけられています。脚立の上で壁や物を強く押したり引いたりすると、その反動で脚立が不安定になることもあります。
「ここからは人に頼む」と決めておきたい目安
大掃除は「せっかくだから全部やってしまおう」と無理をしがちです。次のような作業は、ご家族や人の手を借りることを考えてみてください。
- 天板の近くまで上がらないと手が届かない場所の掃除
- 重い物を持ったまま脚立に上がる作業(照明のかさ、収納の上の箱など)
- はしごを使わないと届かない場所の作業(NITEは、はしごは昇り降りのためだけに使い、はしごの上では作業しないこと、使うときは補助者に下部を支えてもらうことを呼びかけています)
- 庭など、地面が傾いていたり軟らかかったりする場所での作業(NITEは、傾斜のある地面や不安定な場所では脚立を使わないよう呼びかけています)
- 最近ふらつきを感じる、体調に不安があるとき
「あと少しで届く」というときほど、体を伸ばしてしまいやすいものです。作業を始める前に、自分でやる場所と頼む場所を分けておくと、当日迷わずにすみます。
脚立の代わりに、いすに乗るのも避けてください。NITEは別の発表(2020年5月)で、いすの上に立ったり、踏み台の代わりに使ったりすると転倒・転落事故が発生するおそれがあるとして、座る目的以外では使わないよう呼びかけています。
万一、脚立から落ちてしまったときは、我慢せずに受診してください。総務省消防庁の「救急車利用マニュアル」は、高齢者の「ためらわず救急車を呼んでほしい症状」として、転落や転倒で強い衝撃を受けたときや、意識がない・おかしいときを挙げています。国民生活センターも、落ちた直後に意識がはっきりしていても、頭を打った可能性がある場合はあとから状態が悪くなることがあるとして、救急車を呼ぶことをためらわず受診するよう呼びかけています。119番をするか迷うときは、救急相談窓口(#7119等)に相談できます。
便利屋にお願いできる大掃除まわりのこと
あなたの街の便利屋では、高い所の電球・蛍光灯の交換や、手の届かない場所のホコリ取りをお受けしています。交換用の電球・蛍光灯をご用意いただくかどうかは、お問い合わせの際にご確認ください。脚立を使う作業を無理にご自身でされる必要はありません。ほかにも、大掃除にあわせて次のような作業をご相談いただけます。
- 家具の移動・模様替え、押し入れの上げ下ろしなどの力仕事
- 物置・倉庫の整理(買取できるお品物があれば査定もいたします)
- 伸びた庭木の手入れや草むしり
料金の目安は、出張費とスタッフ1名の作業1時間で5,500〜8,800円程度(税込)、以降30分延長ごとに1,650〜2,200円程度です。出張費はお伺いする地域により変わり、金額はお見積りの際にご案内します。お品物の搬出がある場合は、不用品回収の料金体系(軽トラック載せ放題16,500〜27,500円程度・税込)を適用します。事前の無料お見積りで確定金額をご提示し、ご納得いただいてから作業します。なお、電気工事など、当社が資格を持たない作業はお受けしていません。お受けできるかどうか迷うご依頼は、お問い合わせの際に率直にお答えします。
換気扇やお風呂など水回りの汚れが気になる場合は、ハウスクリーニングの部分クリーニング(換気扇6,600円〜・税込)もご用意しています。片付けとクリーニングをまとめてご相談いただくこともできます。
日程が決まったら、早めにご相談ください
当日・翌日のご依頼は、スケジュールの空き状況によります。年内に済ませたい作業がある場合は、大掃除の日程が決まった段階で一度ご相談いただくと、調整がしやすくなります。どこを頼めばよいか分からない場合は、気になる場所の写真をLINEでお送りいただくのも一つの方法です。
ご高齢のご家族の住まいのお手伝いとして、定期的なご依頼も承っています。頻度や内容は、ご相談のうえで決めましょう。
お気軽にご相談ください。お見積りは無料、生活保護を受給中の方も遠慮なくご相談ください。
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